ためになる話(健康)
ためになる話 「いい間食をとる」
イライラしているときは、「低血糖」になっている可能性が高いです。
脳はブドウ糖をエネルギー源とし、全エネルギーの20%を脳が占めます。
低血糖気味になると、脳のパフォーマンスを下げるので、午後の「間食」などは必要な食事だといえます。
間食といっても、小分けのお菓子を1つ2つつまむくらいならいいですが、食べ過ぎてしまうと逆効果です。
血糖値が一気に上がると、インシュリンが分泌され、今度は血糖値が一気に下がります。そうすると再び血糖値が低くなってしまいます。
おすすめの間食は、「ナッツ」です。「ナッツ」は、科学的に証明された「健康にいい食べ物」のひとつです。
ナッツを習慣的に食べると、30年間の全死因死亡率が20%も下がり、心臓疾患や糖尿病のリスクも下げます。
「ナッツはカロリーが高い」と敬遠する人もいますが、「ナッツを週2回以上食べた人は、そうでない人に比べて、体重が増加する確率が31%低い」という研究もあります。
ナッツは脂質が主成分なうえに食物繊維も多いので、吸収が遅く、血糖値が上がりにくいです。つまり徐々にエネルギーを補給してくれるので、間食に最適なのです。
適切なナッツの摂取量は、「28~57グラム」です。手にひと振りのの量が約30グラムです。
精神科医が教える「ストレスフリー超大全」樺沢紫苑著 ダイヤモンド社より引用