名寄帳で故人が所有していた不動産の調査を行う
名寄帳(なよせちょう)で故人が所有していた不動産の調査をしよう
故人の不動産は、毎年4~6月に市町村から送られてくる固定資産税の納税通知書で所在地を確認できます。しかし、地方の山林など、固定資産税が安い不動産の場合には、固定資産税が免税となるため、税通知書が送られてきません。また、他人と共有している私道等も、代表者にしか納税通知書は届きません。
結果として、故人の不動産の存在を相続人が知ることができず、そのまま放置されてしまうことがあります。
名寄帳とは?
名寄帳とは、市区町村ごとの所有者別に不動産の情報をまとめた書類です。不動産の相続手続きにに必要な情報が網羅されています。市区町村の窓口で取得することが原則ですが、郵送による取得も可能です。
【取得のための必要書類】
・戸籍謄本(故人および相続人) ※法定相続情報一覧図も可
・窓口で申請する本人確認書類
・手数料300円前後